年齢を重ねるとともに、肌の悩みも増えてきます。しかし、適切なベースメイクを施すことで、若々しい印象を保つことができます。今回は、40代、50代、そして60代の女性に向けて、10歳差がつく若見えベースメイクの方法をご紹介します。これらのテクニックを活用することで、肌のトラブルをカバーし、自然な美肌を演出することができます。
化粧下地の選び方と塗り方
良質な化粧下地を選ぶ
まず、若見えベースメイクの第一歩は、適切な化粧下地の選び方から始まります。化粧下地は、ファンデーションの密着度を高め、化粧崩れを防ぐ役割を果たします。特に年齢を重ねると、肌の水分保持力が低下しやすいため、保湿効果の高い下地が求められます。また、肌のトーンを均一に整えることも重要です。
化粧下地の塗り方
化粧下地を効果的に塗るためには、以下の手順を守ると良いでしょう。
1. 化粧下地をよく振って混ぜる
2. 目の下の三角ゾーンに指で行ったり来たりしてしっかりと下地を付ける
3. 手に残った余分なベースを三角ゾーンの外側に広げる
4. おでこは一番前に出ていて高い部分を集中的に下地を付ける
5. 顔の中心は厚く、顔の外側には薄く下地を付ける
これにより、自然に肌になじみ、均一で滑らかなベースが完成します。
ファンデーションの選び方と塗り方
リキッドファンデーションの利点
40代以上の肌には、リキッドファンデーションがおすすめです。リキッドファンデーションは、肌に潤いを与えながら、自然なカバー力を提供します。また、ブラシやスポンジを使用することで、均一に塗ることができ、より自然な仕上がりが期待できます。
ファンデーションの塗り方
1. ブラシに適量のリキッドファンデーションを付ける
2. 目の下の三角ゾーンから塗り始める
3. 目の下をしっかりカバーして明るくする
4. 残りを外側に広げていく
5. 塗った後に濡れたスポンジで叩き込み、肌とファンデーションをフィックスさせる
6. スポンジに残ったファンデーションで顔の外側も薄く伸ばしていく
この手順を守ることで、ファンデーションが均一に肌に密着し、自然な仕上がりが実現します。
コンシーラーの使用方法
コンシーラーの選び方
気になるシミやクマ、赤みをカバーするためには、クリーミーなコンシーラーがおすすめです。クリーミーなコンシーラーは、薄く伸ばしやすく、自然にカバーすることができます。
コンシーラーの付け方
1. 気になる部分に少量のコンシーラーを乗せる
2. 指で叩き込むようにしてなじませる
3. 最後にスポンジで馴染ませる
ポイントは、隠したい箇所の全体に付けず、目立つ部分だけに点置きすることです。これにより、厚塗り感を防ぎ、自然なカバーが可能になります。
シェーディングとハイライトの使い方
シェーディングの選び方
若見えメイクには、顔の立体感を強調するためにシェーディングが欠かせません。シェーディングを選ぶ際は、自然な影を作るために、肌のトーンよりも少し暗めのマットなシェードを選ぶとよいでしょう。
シェーディングの塗り方
1. 頬骨の下やフェイスラインにシェーディングを軽く乗せる
2. 額の生え際や鼻筋の側面にも少量を付ける
3. ブラシでよくぼかし、自然な影を作る
これにより、顔の輪郭が引き締まり、立体感が増して若々しい印象を与えます。
ハイライトの使い方
ハイライトの選び方
ハイライトは、肌に自然な輝きを与えるものを選びましょう。パール感のあるものや微細なラメが入ったものがおすすめです。
ハイライトの塗り方
1. 頬骨の上、鼻筋、眉下のCゾーン、唇の上に軽く乗せる
2. ブラシや指でやさしくぼかす
ハイライトを適度に使うことで、肌にツヤ感が生まれ、若々しい印象を演出します。
チークの選び方と塗り方
チークの選び方
年齢を重ねると、血色感が失われがちです。ピーチやローズ系のチークを選ぶことで、自然な血色感と若々しさを取り戻せます。
チークの塗り方
1. 頬の高い位置に軽く乗せる
2. 円を描くようにブラシでぼかしていく
3. 顔全体のバランスを見ながら調整する
自然な血色感を持たせることで、健康的で若々しい印象を与えます。
仕上げのフェイスパウダー
フェイスパウダーの選び方
フェイスパウダーは、メイクの持ちを良くし、肌のテカリを抑える効果があります。透明感のあるルースタイプがおすすめです。
フェイスパウダーの塗り方
1. Tゾーンや額、目の下に軽く乗せる
2. パフやブラシでふんわりと乗せる
これにより、メイクの持ちが良くなり、テカリを防ぐことができます。
メイクを長持ちさせるスプレーの使用
セッティングスプレーの選び方
メイクを長時間保持するためには、セッティングスプレーの使用が有効です。保湿成分が含まれたものを選ぶと、乾燥を防ぎつつメイクを固定できます。
セッティングスプレーの使い方
1. メイクの仕上げに顔全体に均等にスプレーする
2. 自然乾燥させる
これにより、メイクが一日中崩れにくくなります。
まとめ
40代、50代、60代の若見えベースメイクのポイントは、適切な化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、シェーディング、ハイライト、チーク、フェイスパウダー、そしてセッティングスプレーの選び方と使い方にあります。これらのアイテムを正しく使用することで、自然で若々しい肌を演出することができます。しっかりと保湿し、肌のトラブルをカバーしながら、立体感とツヤ感を加えることが重要です。ぜひ、これらのテクニックを活用して、マイナス10歳の若見えメイクを楽しんでください。
